冷え症外来

冷え性外来に対応しております

和泉市・和泉府中・泉大津の冷え性外来西洋医学の世界では「冷え症」を疾患として見ていません。そのため、医療現場では患者様が冷え症でお悩みでも、疾患として扱わないケースは多くあります。また、冷え症で悩んでいたとしても「病院に行くほどではない」と放置してしまう患者様も少なくありません。

当院は循環器内科ですが「冷え性外来」も設けております。「冷え性」を自覚している方は男性で約4割、女性ですと約6割いると言われています。この「冷え性」ですが、実は原因が色々存在しています。

当院は患者様が抱える冷え性の原因を特定し、一人ひとりに合った治療法(生活指導や漢方療法など)をご提案しております。冷え症でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

このような冷え性でお悩みではございませんか?

このような冷え性でお悩みではございませんか?

  • 暑いのに手足が冷たい
  • 入浴したり布団に入ったりしてもすぐに手足が冷えてしまう
  • 便秘や下痢になりやすい
  • 足の怪我が治りにくい、悪化しやすい
  • 最近、トイレが近くなった
  • 足が冷たくて痛い

このような症状でお悩みでしたら、ぜひ当院までご相談ください。

冷え性の原因

冷え症の原因は様々ありますが、特に生活習慣の乱れが大きく関係しています。その主な原因をいくつか挙げてみましたので、チェックしてみましょう。

  • 運動不足

    運動量が不足すると、身体の代謝が低下してしまい、血液の循環が悪くなります。また、筋肉量が少ないと体内で熱が生産できず、冷えやすい身体になります。特に女性は男性より、筋肉量が少ないので熱が生産されにくく、冷え症になりやすいです。

  • ストレスによる自律神経の乱れ

    ストレスの多い生活を送ると末端の血流が悪くなり、血行不良が引き起こされます。また、緊張状態が続くと交感神経が長時間働くようになるため、自律神経のバランスが崩れてしまいます。自律神経は身体の体温調節を司る神経なので、乱れると上手く機能しなくなり、冷え症を招きます。

  • 食習慣の乱れ

    冷たい飲食物や甘い菓子、ファストフードなどを食べすぎたり、無理なダイエットを行ったりすると、栄養不足が起きがちです。特にミネラルやビタミン、鉄分が不足すると、身体が冷えてしまい、血液がドロドロになり、循環が悪くなってしまいます。

  • タバコ

    タバコを吸うと急激な血管収縮が発生して、血流が悪くなってしまいます。

冷え性にも種類がある!?

あなたの冷え性はどのタイプ?

冷え性には様々なタイプが存在しています。タイプによって、改善方法や対策は異なるため、ご自身がどのタイプに当てはまっているか見てみましょう。

  • 手足が冷えるタイプ

    手足だけを温めても冷えが改善されないタイプです。血管そのものが細い、または血液がドロドロになる脂質異常症などが原因で生じます。人の身体は、脳や胴体を優先して温めようと働くため、腹部や腰がきちんと温まっていないと手足が十分温まらなくなります。手足の冷えが治らない場合は、腰や肩、お腹も温めてみましょう。

  • 内臓が冷えるタイプ

    自律神経がスムーズに機能せず、手足など末梢の血管収縮ができなくなり、内臓へ血液が集まらなくなるタイプです。このタイプは下痢をしやすく、倦怠感などの症状も現れやすい傾向があります。身体全体を温めるのはもちろん、身体を温める飲食物を積極的にとってみましょう。

  • 下半身が冷えるタイプ

    下半身全体の血行が悪化しているタイプです。姿勢の悪さ(猫背、足を組むなど)やデスクワーク、長時間同じ姿勢で過ごす生活習慣などで骨盤が歪み、血行は悪化するのが原因です。このタイプは、姿勢のクセを治すのはもちろん、少しでもこまめに身体を動かし、毎日湯船につかって代謝を上げていきましょう。

冷え性外来で行う検査

問診

問診「どのような部位が冷えているのか」「冷え以外の症状はないか」を丁寧にお聞きします。

血液検査

血液検査貧血や糖尿病、膠原病などが隠れていないかを調べます

超音波エコー

超音波エコー心臓の機能が正常かどうかを調べます。血管エコーでは、血管の狭窄(狭くなること)が起きていないかをチェックします。

血圧脈波検査

血圧脈波検査動脈硬化が起きていないか・重症度(起きている場合)などを確認します。

冷え性の治療

投薬治療

投薬治療 血流や脊髄神経、貧血、自律神経に何らかの異常が見られた場合は、投薬治療をご提案します。

生活習慣の改善(入浴・食事)

「きちんと湯船に浸かる」習慣を作るなど、少し生活習慣を変えるだけでも冷え性を改善することは可能です。
また食事メニューも重要で、暑い時期でも常温または暖かい飲み物をこまめに摂るようにしましょう。
冷たい飲み物ばか飲んでしまうと内臓冷えが起きてしまい、手足が冷えやすくなります。

運動療法

運動療法 積極的に運動することで基礎代謝を高め、冷え症を改善させます。また、ストレッチや軽いマッサージでも、血行を促進させる効果があり、冷え性の改善に期待できます。

ご自身でできる冷え性の対策

生姜やネギなどといった身体を温める食品をバランスよく食事と、ゆっくりお風呂(38~40℃くらいのお湯)に入る習慣で冷え症は改善されます。
また、靴下を重ね履きしたり毛糸の下着などを着用したりする方法も有効です(締め付けがきつい下着は冷え性の原因になるので避けましょう)。また、冷暖房を効かせすぎてしまうと、身体の体温調節機能が維持できなくなるため、極力室内と気温の差を「5℃程度」に抑えましょう。

0725-41-0348