寝ている間に心臓がドキドキする・ドクンとする

寝ているときに心臓が
「ドキドキ」「ドクン」とするのは動悸!?

寝ているときに心臓が「ドキドキ」「ドクン」とするのは動悸!?「就寝中に心臓がバクバクする」「ドクンと大きな脈拍がある」という症状が起きると、心配になる方もいらっしゃるかと思います。このように、心臓の動きが早くなったり大きな脈拍が現れたりする状態を「動悸」と呼びます。
動悸が初めて起きた場合は、一旦深呼吸をしてリラックスさせて様子を見てみましょう。特に人は不安を感じると、一時的に鼓動が強く感じやすくなります。しかし、「毎晩胸がドキドキする」「動悸以外で気になる症状がある」場合は、何らかの病気が隠れていることもあります。

就寝中に動悸が起こるのは
なぜ?

「動悸」と聞くと「心臓の病気かな?」と疑いたくなりますが、必ずしも心臓の病気だとは限りません。
以下のように、心臓以外の要素が原因で引き起こされるケースもあります。

不安やストレス

ストレスや不安を抱えると、動悸が起きやすくなります。
特に「まじめな方」や「責任感が強い方」「周囲の人へ気を遣いすぎる方」はストレスをためやすい傾向が強いです。また、寝る前に考え事をしてしまうことで、不安感が強くなり動悸が起きる方もいます。

自律神経の乱れ

睡眠不足などでストレスをためると自律神経が乱れてしまい、動悸が起きやすくなります。また、睡眠時無呼吸症候群によって睡眠不足になり、自律神経が乱れてしまうことで動悸が起きる方も少なくありません。

不整脈:期外収縮

期外収縮は正確に言うと疾患名ではなく、「予想されるタイミング以外で現れた収縮」のことを指します。
心臓は本来、血液を全身へ届けるために規則的な収縮が続きますが、それが何らかの理由で不規則になることがあります。
就寝前のリラックスしている時に、動悸として現れやすいですが、特別心配する必要はありません。

不整脈:心房細動

心房細動とは、心臓の血液を貯蔵する役割を持つ「心房」が、通常より細かく動き続けてしまう状態です。心臓のポンプとしての機能は失われませんが、収縮のリズムがかなり不規則になるため、心臓に大きな負担がかかります。心房細動が続くと心臓がうまく機能しなくなり、全身に十分な血液量を送れなくなることで、心不全や脳梗塞が引き起こされます。
動悸だけではなく、息切れやめまい、頻尿などの症状もみられるのが特徴です。

安静時狭心症

睡眠中(特に明け方の4~5時頃)、安静時などに起きやすい狭心症を「安静時狭心症」と呼びます。ちなみに狭心症とは、心臓をとりまく冠動脈がけいれんを起こし、一時的に血管が細くなることで、心筋へ送られる血液が不足して動悸や胸の痛みなどを引き起こす疾患です。また、胃の辺りや首、肩、歯の痛みが現れるケースもあります。
発症する原因は不明ですが、動脈硬化を発症したタイミングに起きることが多いと言われています。

動悸が起きたときに安静にして脈をはかる

動悸が起きた場合は、とにかく安静にしてお過ごしください。その後に、脈拍(一分間に脈打つ数)を一分間数えてください。「脈と脈の間隔は規則正しく打っているか」「脈の強弱がどれくらいか」を調べることで、おおよその診断を予測することが可能です。動悸が起きた時、脈拍は速くなりやすいのですが、脈拍が45以下または140以上の場合は、不整脈による動悸がほとんどです。また、脈と脈の間隔が不規則な時や、脈の強弱がある時も、不整脈によるものが多いとされています。とはいえ脈拍が100前後だった場合でも、規則正しく脈打っていた場合は、過度に心配する必要はありません。
また、脈拍が100以上の場合は「頻脈」、60未満の場合は「徐脈」になります。

3日以上動悸が続く場合は
ご相談ください

3日以上動悸が続く場合はご相談ください就寝時の動悸が3~4日以上続く場合は放置せずに、当院までご相談ください。

睡眠時の動悸は時に、病気が隠れていることもあります。放置すると命に関わったり、長期間の治療が必要になったりする恐れがあるため、早めに受診して動悸の原因を特定しましょう。

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